この度、北海道介護福祉士会第3期ファーストステップ研修を受講させていただきました。
ファースストステップ研修は、①自分自身のケアの振り返り客観視し、言語化できるようになる。②介護の仕事の深みや楽しさを改めて感じることができ、自身のキャリア形成を考える機会になる。③介護現場を牽引できるリーダーとして、現場や組織に改善に向かって努力、工夫する意欲を持ち、それを裏付ける視点や知識・技術を習得できる。
これらは介護の勉強だけでなく、他職種といかに連携を図れるか、介護職として介護の視点をいかに発信できるか。頭でわかっていながらも言葉に表現できない現状が多くあるように感じているので、根拠に基づく言葉を学ぶことができます。
介護現場では介護福祉士に限らず、無資格介護職員から外国人人材と幅広い人材がいる中で、組織をまとめるリーダーとなるのは介護福祉士であり、本研修では運営管理基礎を学ぶことができますので、あらゆる視点と思考を駆使しながらチームのフォローができ、組織の強みや弱みを見つけ考えることができます。
約半年間の受講で、介護福祉士の専門性を自分の中へ取り込むことができますが、本研修を受けたら良いではなく、それを実践する、発信する。まずは一歩を踏み出す。ここが今の私がチャレンジするところです。「今、やれること」を着実に。
関西に住んでいた数年前からこの研修を知っており、毎年受講したいと思いながらもなかなか都合がつかず、今年「今しかない!」と思い、なかば勢いで受講させていただきました。
私がファーストステップ研修に受講したきっかけは、介護福祉士として成長をしたいと思ったこと、そして上司や先輩が受講しており、ファーストステップ研修の受講を勧められたことです。
事前、事後のレポートは仕事の合間をぬったり、寝る前にPCに向かっていたりと、時間と体力勝負な所もありました。ですが、実際のケースを基にレポートを作成したり、そのレポートの内容でどのように支援や対策をしていくと良いかなど、問題解決や改善策にも繋がりました。問題を1人で抱えるのではなく、受講したメンバーで一緒に考えていくというGWも勉強になり、自分自身の糧となりました!
受講したメンバーは「1人の介護福祉士」として肩書きも関係なく、年齢や経験年数は様々で、みんなで仲良く、そして楽しく研修を受講出来ました。最後には、「介護福祉士として盛り上げていこう!」と笑顔で修了することが出来ました。講師の先生、受講メンバーだけではなく、協力をしてくれた職場の方々にも感謝しています。
私の目標は「介護は楽しい」と思えるような方が1人でも増えるように働きかけることです。どのようにしていくかはお楽しみに!笑
今回受講し、このファーストステップがさらに実践者養成としての多様な研修として今後の介護福祉士に必要な生涯研修体系として位置づけられていることも、今回のファーストステップ講師養成講習に参加させていただく機会がありより深く学ぶことができました。
この研修開催にあたり、諸先生方、講師の方々、事務局の方々の多大なるご尽力に感謝いたします。また、一緒にたくさんの学びの時間を共にしてくださった第1期・2期生の受講生の皆さん本当にありがとうございました。